■若いうちはからだに無理も利きますが、40代、50代になってからはどんなことに気を付けるべきでしょうか。
・40代の方は 40代というと、からだが重く感じるようになり、動きにキレがなくなって、疲れも取れにくくなる年代ですね。年齢を意識するようになるのもこのころからでしょうか。
無理はケガのもとですから、ラウンド前のストレッチを欠かさないよう心かげましょう。また、力任せのゴルフではなく、道具を生かすスイングをすることです。シャフトが長くてヘッドが大きなクラブであれば、クラブの遠心力を生かすスイングをしましょう。そのためには軸がぶれるほど大きなバックスイングは禁物です。体に無理のないところからダウンスイングをしましょう。その際、手首のタメを使わないことも大事です。
・50代の方は ゴルフの上達には終わりがありませんから、いくつになってもスイング技術を向上させることは重要です。しかし、からだは確実に衰えていくのも事実。体のケアとケガの防止のために柔軟性を維持する努力をしたいものです。とくに股関節の柔軟性は大事です。年齢が上がると、誰でも股関節が硬くなってくるものですが、そうなると股関節だけに留まらず、周辺の筋肉もどんどん硬くなり可動領域が狭まってしまいます。脚の動きが悪くなれば完全な手打ちになり、飛距離も出なくなりますし、首やヒジを痛めてしまうことも。
朝晩のストレッチを習慣づけるとよいですね。朝は、できれば40分くらい時間をかけて丁寧に。夜も、毎日続けることが大事です。
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